亜鉛が不足すると

亜鉛は、人間にとって欠かすことの出来ない必須ミネラルです。
生体内必須微量元素と呼ばれていて、食品から毎日摂取する必要があります。
不足するとどんな症状がでるのか具体的にみていきましょう。

■皮膚の代謝異常、感覚障害
亜鉛は皮膚の健康や傷の治癒、体の成長などで重要な役割をはたしています。そのため、亜鉛が欠乏していると傷の治りが遅くなったりします。
アトピー性皮膚炎の患者は健康な人と比べて体内の亜鉛濃度が低いという研究結果も示されています。そのため、治療の際に亜鉛を補う場合もあります。
また、味覚、臭覚などの感覚機能にとっても重要な役割をはたしています。たとえば、亜鉛は舌の味蕾を形成する成分で,唾液にも含まれています。そのため、亜鉛の不足によって味覚障害になることがあります。同様に臭覚に影響を与えることもあるのです。

■成長や発育への影響
タンパク質の合成・DNAの複製などの身体の重要な仕組みに関わっている亜鉛が不足すると、妊娠中の胎児や成長期にある子供であれば発育不全、成長障害が生じることがあります。さらに、骨格奇形や関節炎の発生頻度の増加、老人では骨粗鬆症などが生じます。そのため、骨粗しょう症の改善に亜鉛が有効であるといわれています
また、ホルモン分泌、インスリン分泌などとも関係が深いとされています。
ホルモンの分泌は性的な機能の発育にもかかわるため、男性では性機能障害、女性では乳房の発育不全などを生じます。さらにホルモンバランスの乱れによる様々な体調不良も引き起こします。
インスリン分泌との関わりでは、亜鉛が不足するとインスリンの分泌が遅延するために血糖値が上昇します。それが、糖代謝異常の一因となると考えられています。糖尿病患者の場合症状が悪化してしまいます。

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